Mauticの「設定」メニューで"Your request could not be processed, please try again"エラーが発生
Mauticの「設定」メニューをクリックした時に長いローディングの後に、
"Your request could not be processed, please try again"
というエラーが発生した。
Google検索でもChatGPTでもMautic公式サポートでも解決策が掲載されていないので、備忘録としてブログに残します。
エラーの解決方法
独自に解決した方法
"Your request could not be processed, please try again"エラーが表示されている症状はWebの設定画面は開けない状態になるので、コンソールからMauticのディレクトリを開く。
sudo vim ./config/local.php
自分がエラーになったのはメール設定の直後からだったので、メール設定の値をブランク値に設定すると、Webの設定画面を開けるようになった。
'mailer_from_name' => '',
'mailer_from_email' => '',
'mailer_encryption' => '',
'mailer_auth_mode' => '',
'mailer_reply_to_email' => '',
'mailer_dsn' => '',
メール以外の設定でも同様に設定値を空欄にすれば復旧すると推測できる。
公式の回答
- システムを最新版にアップデートする
- システムがMauticの動作要件に合致しているか確認する
- システム内のエラーやPHPのエラーログを全て解決する
- VPSのような制限のあるシステムはサポートできない
設定値の誤りが原因だからか、Mautic公式では塩対応の回答しか見られなかった。
VPSの環境はサポートしないと回答しているあたり、OSS版ではなくCloud版(Acquia Cloud)へ誘導したい思惑だろうか?
Mauticとは
※生成AIで作成
Mauticは、オープンソースのマーケティングオートメーションソフトウェアプラットフォームで、企業がマーケティングキャンペーンを自動化し、顧客とのやり取りを効率的に管理できるように設計されています。このソフトウェアは、マーケティング担当者がリード生成、顧客獲得、顧客維持などのタスクを合理化し、パーソナライズされた顧客体験を提供するのに役立ちます。
Mautic概要
※生成AIで作成
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- マーケティング自動化: 複雑なワークフローを設計し、メール、ソーシャルメディア、ウェブサイトなどのさまざまなチャネルを介して顧客とのやり取りを自動化できます。これは、見込み客の育成プロセスを効率化し、適切なタイミングで適切なコンテンツを提供するのに役立ちます。
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- リード管理: 見込み客のデータをキャプチャ、追跡、管理する強力なリード管理システムを提供します。フォーム、ウェブサイトの行動、ソーシャルメディアのインタラクションなどを通じてリードを生成し、セグメント化してターゲットを絞ったコミュニケーションが可能です。
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- Eメールマーケティング: ドラッグアンドドロップ式のメールエディタを備え、パーソナライズされた動的コンテンツを含むプロフェッショナルなメールを作成できます。A/Bテスト、自動化されたフォローアップ、詳細なレポート機能により、Eメールキャンペーンの効果を最大化できます。
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- フォームとランディングページ: カスタマイズ可能なフォームとランディングページの作成を可能にし、ユーザー情報を収集し、コンバージョンを促進します。ドラッグアンドドロップインターフェースにより、コードを記述せずにインタラクティブなフォームとページを作成できます。
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- ソーシャルメディア統合: Facebook、Twitter、LinkedInなどのソーシャルメディアプラットフォームと統合し、ソーシャルメディアキャンペーンを管理し、ソーシャルインタラクションを自動化できます。
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- 分析とレポート: 詳細な分析とインサイトを提供し、キャンペーンのパフォーマンス、リード行動、コンバージョン率を理解できます。リアルタイムレポートとダッシュボードにより、マーケティング戦略を最適化し、データに基づいた意思決定を行うことができます。
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- 柔軟性とカスタマイズ: オープンソースの性質により、Mauticは非常に柔軟でカスタマイズ可能です。開発者はAPIを使用してプラットフォームを拡張し、独自の機能や統合を追加できます。
まとめ
まだMauticを使っている人がいればこの情報が役に立てば幸いです。
Mauticの代替ツールも探しているのだけど、
CRMやMTAを自前の管理ツールで連携させるカスタマイズが必要になるので、なかなか難しい・・。