クラウドデザインパターン (cdp)

CDP-images

クラウドデザインパターン (cdp).

 

http://jaws-ug.jp/ufqkyj/jaws-ug-summit-2012

3/2,3のJAWS-UGのサミットがあり、3/3のセッションに参加しました。

収穫はブログ題になっているCDPの解説、

「Cloud Design Pattern」 略してCDPだそうです。

 

小規模サービス、スモールスタートのtipsから、

大規模サービスのノウハウまで、

「暗黙知として存在していたKnowledgeを、共有知としてオープン化する」

という提案。


■例

・FloatingIPパターン

⇒サーバー障害時やバージョンアップ時に瞬時にサーバー切り替えを行いたい場合に利用

・CloneServerパターン

⇒ロードバランサーを経由してWebフロントのEC2クローンを増殖する

・Job Observerパターン

⇒複数のサーバソースから、SQSのキューにタスクを入れてアップロードする


■何がすごいのか?

・例えば、

既存の非クラウド型のWebサービスで、

ユースケースに当てはめれば、そのままAWSで稼働するサービスになる

 

・例えば、

AWSで稼働する月間売上XX億円のソーシャルゲーム、

そのノウハウが、開発運用含めてまるっと公開される。


ちなみに、ソシャゲでAWSを使い尽くした

「gumi」のCTO堀内さんは、IPO直前のgumiを退職して話題になりましたが。

その転職先は「Amazon Data Services Japan」というオチでした。

色んな意味ですごい大英断。

やはり、AWSはPaaSとしてもIaaSとしても、

他のクラウドサービスよりも一歩先を進んでいるのかも。(※2012年での感想)