Visioの代わりに使っている設計用の作画サービス「Cacoo」でAWSの構成図Export機能が追加された。
AWS構成図をCacooに自動で挿入する新機能をリリースしました! | Cacooブログ
AWSの構成図を自動でCacooに挿入する機能を新たにリリースしました!本機能はAWSのアイコンを自動で配置するため、AWS構成図をより簡単に、よりスピーディに描画できます。本記事でその詳しい使い方をご紹介します。
紹介記事の手順ではアクセスキーを登録するリスクが心配ですが、サポートページではクロスアカウントのIAMロールで登録する方法が掲載されているので、後者を参考にすると良いです。
Just a moment...
AWS構成図の対象
- CloudFront+ELB(ALB)AutoScaling+EC21台(待機2台)+RDS+その他一般的なCloudWatch,SNSあり
(※ARNやVPC名等は消去しています)
利用した感想
- AWS構成図の自動生成で有名な「CloudCraft」と比べると、出力結果が物足りない(見た目とサービス間の情報が貧弱)
- 競合の「CloudCraft」「lucidchart」と比べると、コストパフォーマンスが最も良い。
- ELB/ALBに登録されているAutoScalingの情報が出力されない(競合のlucidchartは出力される)
- CloudFrontとALBの連携が出力されない(図から省略したがCloudFrontとS3 web frontの連携は出力される)
- CloudWatchの情報が出力されない(競合のlucidchartはCloudWatchのアラート登録が出力される)
- DynamoDBの情報が出力されないが、構成図の出力に対応してほしい(競合のlucidchart Basicも同様に出力されない)
- Lambdaの情報が出力されない(ALBにもマウントできるので、できれば出力してほしい)
- S3とSNSはバケットとCloudWatchの名称だけが表示される
- 可能であれば、ELBやCloudfrontに登録されているRoute53, Config, セキュリティグループあたりの情報もほしい
- 未検証だが「CloudMapper」というAWSの構成図を出力できるOSSがある。
https://github.com/duo-labs/cloudmapper
出力結果がCLoudformationで提供されているエディタに類似していて、商用サービスよりも強力かもれない。
AWS構成図の生成はCloudCraftが有名でしたが、低価格のサービスで提供されるようになったのは嬉しいところです。